dune　SOFUBI ソフビ

ゆめかわいいシリーズ第一弾、最後のお二人のうち最後の一人。コスモスターメルティ。


あなたはわたしのことをしっているとおもっている。
だけどしらない。だってわたしだってきょうしったんだから。
わたしはそれがまるでぜんぜんうれしくないのだ。
はずかしいくらい、むかんしんにだってなれる。
じっさい、わたしはわたしのことをなにもしらなかったのだからとうぜんといえばとうぜんだ。
それでもこのげんじつのせかいでわたしはいともかんたんにわたしをあやつる。
そしてそれがうまくいくとわたしはあんしんし、うまくいかないとわたしはおちこんだりする。
あなたはそんなわたしをわたしとみて、わたしをしっているとおもうよね。
そんなわたしはこのせかいにちゃんといたのかな。
わたしはほんとうのわたしをみてみたい。
わたしはじぶんのおもうせかいをはしりたい。
どうしてそうおもうの？いまがうれしくないの？そうおもうでしょう。
わたしはたどりついたの。
“すうっ”と。
そしておりかえしたの。
そしたらね、わたしがほんとうにそうできることをとうぜんとおもえるようになったの。
だからわたしはむげんのせかいにはしり、はばたけるように。。。ほんとう のことをしったの。
それがわかるとむしろうれしいというかんじょうよりも、いまはただただ、このせかいのどうりをゆるやかなかぜでかんじていたい。
あしたのわたしはつぎのぺーじのわたし。